四方森ブログ

このサイトでは、「森の健康診断」活動での様々な情報を配信します。
四方山ならぬ四方森ばなしに花を咲かせましょう!
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恵那市長島小学校 2017森の健康診断出前(1組)

H,29年度の森の健康診断本番が9月26日スタートした。


前週21日には事前学習が行われ、森林の種類や森のはたらきなどを学習した。その後校庭に出て手ノコを使い丸太切りの実技練習が行われた。

 

26日(火)は5年生1組が鍋山の学校林に入り6班に分かれて森の健康診断と手ノコ間伐を行った。


今年は初秋のスタートとなったため天候にも恵まれ快適な気温の中で森林を5感で感じることが出来て子供たちから思わず気持ちがいいと声が上がりました。

 

森のようすを観察しょう!では、腐食層が7〜8cm有り永田川の源流を作り出す山にふさわしくなって来たように来たように思われた。植生調査では初秋のため下層植生は15種類程と少々少なめ木の込み具合調査では100崚たり13本で結果は『混みすぎている』でした。(2班)


伐倒後の樹高測定では20.8m(2班)今日参加した6班すべてで樹高が20m以上の結果となった筆者が初めて長島小森健に参加したのは6年ほど前?? 当時の樹高測定では18m位だったと思う。
木の成長を改めて感じるとともに間伐の大切さを生徒たちと共感した出前森健の1日となりました。

  

 

森の健康診断の後半で発生したスズメバチの生徒たちへのまとわりつきには今までに経験のない恐怖と(生徒たちの安全確保)を如何にして行うか身を持って体験する結果となりました。


朝の開会式で生徒たちに安全上の注意事項を説明した内容を生徒たちが恐怖におびえながら必至に注意事項を守ってくれたことがスズメバチの攻撃を受けることなく無事に今日の森の健康診断を終えることが出来ました。


注意事項を必死に守ってくれた生徒たちに感謝すると共に今回の経験が大きな収穫になってくれればうれしいですね!
出前隊のメンバーには安全対策の大きな宿題になりました。
出前隊の皆さん夏から秋は携帯蚊取りが必須ですね。

 

2017.9.26 報告 都筑清

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子どもサミット(2017/7/25〜26)、雨が止んだ中での2日間の活動

【豊田市福祉センターで】
 当日7月25日の昼前に、三重中高生16人と最後の打ち合わせをした時は、やや緊張気味で質問もなかった中高生たち。しかし、その後の2日間の活躍そしてがんばりは、驚きの連続で、他のリーダーたちからも称賛の声が多く聞かれた。

 

【豊田市・六所山で】
シト、しとっ、しと… リーダー間で打ち合わせをしていた13時半頃に小雨が降り出し、急いで現場に向かう。

間伐後5〜6年ほど経過しているのか、丸太が各所に並べられ、下草や低木がかなり繁っている。濡れた草木の間を進むと、ヤマウルシあり、ツタウルシあり、イバラあり。なかなかの難所…

 

3時過ぎに集合場所に集まり、子どもたちを乗せたバスを待つ。その頃は雨が止んでおり、予定通りに子どもたちが到着。10班を3グループに分け、それぞれで紙芝居と「安全上の注意」を実施。私は1班で、4つの班25名に行う。紙芝居の質問では一人の男子がどんどん発言して、さすが森林学習をしている子どもたちだと実感した。

 

次に、1班7人を連れて調査地へ。A【森を感じる】では、小雨の後だが、「鳥の声が聞こえた」「虫の音が聞かれた」など。B【植草調査】では草木の多さがわかったが、その理由は疑問点として残しておく。次のC【混み具合】では、1aあたりの本数は13本と確認し、樹高を目測する。

 

ここがなかなか難しく、4mの5倍が1人で、4倍が6人。そこで、再度測らせると、5倍が6人で、4.5倍が1人。それぞれの主張を認めたうえで、1班としては5倍の21mで報告する。D【混み具合】は「混み過ぎている」で、6本の伐倒が必要。

17時前で、宿舎に子どもたちを送っていく。


【三重県・大台町で】
宿泊した松阪から大台町に向かうと、車窓を徐々に雨がたたき始める。さすが、日本有数の降水量を誇る大台町。雨後に調査地を探し、準備する。調査地はスギ林で、10年以上も前に間伐されたのか、丸太はほとんどが腐っている。そして、枯れたスギの葉が地面を覆い尽くし、下草がほとんど育っていない。六所山とは大違いである。この違いを子どもたちに伝えたい。

 

バスが到着してセレモニーがあり、昼食後に調査地に向かう頃は、予定よりも30分以上の遅れ。しかし、前日の体験があるので、AとBは意外と早く進み、Cを実施。やはり目測樹高は難しく、再計測の結果、17mが5人で、1人が15m。1aあたり15本で、D「やや混んでいる」。ただ、間伐されている切株を数えさせると、計25本以上あり、「超過密」だったことはすぐにわかる。

 

ここで、前日の疑問点を説明する。陽が当たることによる下草や低木の多さで、「理想の森は4階建」の解説。その後、腐植層調べを行い、指での感触を体験させ、実測すると1〜2cm。ただ、次に中高生を巻き込んで実施したかった胸高直径調べは、タイムリミットでカット。次の現場であるサンプル伐倒地に向かう。

 

ここでは、各班の選抜隊10人が伐倒を行い、80mロープの先を50人の子どもたちが道路上で引いて倒すというもの。目標通りに倒れた瞬間には、自然と拍手がわき起こった。

 

 

 時間の制約があり、雨模様の天候だったが、活動中は雨が止んでくれ、どうにか「森健」は実施できた。全国から来た約60名の子どもたちが、「森の健康診断」という活動を心に留めて、自分たちの地元でも実現してくれたら、と淡い期待を抱いている。最後に、サブリーダーとして、小学生たちに気を遣い、活躍してくれた三重中高生に感謝、感謝。

                          (文責) ドラゴンヘッド(龍頭)

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雲南市立西小学校の森林学習と間伐体験を見学(2017.6.19)

雲南市立西小学校は島根県の松江駅から南西方向へ車で40分ほどの場所にありました。
学校は周囲を里山に囲まれた小高い丘の上にあり、広々とした運動場の横に間伐体験を行う学校林があり斜面の上側はヒノキ下側はスギの混合林でした。

 

今日は4年生30名が参加し、森林学習指導はNPO法人もりふれ倶楽部の野田氏をリーダーに間伐体験指導員として4名の森林インストラクターが担当して行われました。
最初に教室で野田氏から森林に関する説明を30分ほど受けた後、運動場横の森林入り口に集合し指導員の紹介と森林内での注意事項を聞いた後、2班に分かれ現場へ出発しました。

 

30名の生徒は斜面の上側と下側の2班に分かれ、2班ともに1本目は指導員がチエーンソーで受け口、追い口をつくり、伐倒は長さ40mほどのロープを使用、折り返し滑車を使用して生徒皆でロープを引いて伐倒した。

指導員の伐倒木は胸高直径23cm・樹高18m(上側の班)

森林内へ入る前、全員にノコギリが渡されたが、斜面上側の班は指導員の指示で伐倒したヒノキの枝を各自のノコギリで枝切りを体験した。
下側の1班はスギを伐倒したが枝切りの体験はなかった。

生徒たちは残り時間で1〜2本のスギやヒノキを間伐したが、受け口は指導員がチェーンソーで作り、追い口切りは希望した生徒5名程が担当し、他の生徒はロープのけん引役に回った。
伐倒木周辺は斜面でスペースが狭くノコで切る人とロープけん引役に分けて指導員が受け持った点は生徒の林内移動が少なく安全面で良い方法と感じた。


1班が15名の生徒を指導員2人の編成では、元気いっぱいの4年生を掌握するのは少々大変ですね! のこぎりの使用方法が班ごとに少し違っていたので打ち合わせもれがあったかも?
4年生の間伐体験を初めて見学しましたが今まで体験した5年生と比べ全員のびのびと感じた。

翌日は野田氏お勧めの三瓶小豆原埋没林を出前隊参加者全員で見学に行きました。
巨大地底林:さんべあずきはらまいぼつりんは三瓶山(1126m)のすそ野に位置し田の区画整理の際、地下1.3m付近から発見され掘ってみると大きなものでは高さ12m根回り10mを超える幹が直立しており、これほどの規模で過去の森林が保存されている例は、世界的にも極めて珍しい。地底の森林はスギを中心とした森林が約4千年前の三瓶山の噴火により埋没したとみられ、現地は三瓶小豆原埋没林公園として整備され、地下展示室で太古の森を間近に見学することが出来る。 全員感動して帰路に着きました。

 

 

報告:出前隊 都筑 清
 

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野見小学校(豊田市)、森健+空明け(伐倒)体験!

6月13日・14日に野見小学校(豊田市)の6年生2クラスが

森の健康診断と空明け体験(伐倒)を行いました。

 

1クラス6班の編成で行われ、森健出前隊は2日間で延べ23名の

リーダー・サブリーダー・事務局を派遣して今回の森健をサポートしました。

 

9:00 野見山中腹の御嶽神社に集合。

児童の皆さんは学校から歩いて現場までやってきました!

 

紙芝居、モリケン体操、諸注意の後、班ごとに森に入って行きました。

 

班ごとの調査では、私は1班に入りました。

1班の6人の児童のうち、山に入ったことがあるのは2人。

この割合を多いとみるか少ないとみるか…。

 

 

さて、調査が始まりました。

 

龍頭リーダーの説明を聞く児童たち。

 

植林されたヒノキ・スギにもたれながら森の音を聞いたり森の中を見回す児童たち。

 

ある男子は「この黒い物、何ですか?」と質問。

リーダーが確認すると、それはシカの糞でした。

「おーすごい!ここにもシカがいるんですね!」と興奮する児童たち。

その様子を見て、私も一緒にドキドキしてしまいました。

 

(その日の終了後のミーティングでシカの事を聞いたHさんは

 「ここまでシカが進出してきてるのか…」と落胆していましたが…。)

 

 

調査にもどりましょう。

 

児童たちは、地面に木の落ち葉がどれくらいの割合で覆っているのか、

地面に草がどれくらいの割合で生えているか、

調査範囲の中に何本の木が植林されているか、

植林された木の高さはだいたい何メートルか、などを調べました。

 

 

そのあと、3つの班が1つのグループになって、1本のヒノキを伐倒しました。

 

どのように木を倒すか説明を聞く児童たち。

 

順番に「受け口」「追い口」をノコギリで切る児童たち。

 

木から引いたロープを引く児童たち。

 

引っ張られた木はだんだん傾いて

 

倒れました。

 

年輪を数える児童たち。

 

調査を終えた児童たちは御嶽神社に戻り、感想を発表してくれました。

 

・森の中で目を閉じると鳥の声が聞こえて安らげた。

・倒したヒノキの伐り株がとてもいい香りがした!

・ヒノキの皮は茶色だけど、倒したら中が白くてびっくりした。

・ヒノキの皮を剥いだら、水ができてきてすごい!

・間伐をするのはとても大変で疲れました。

・間伐を仕事にしている人はすごい。

 

やはり、間伐の体験の後なので、それが強く印象に残ったようですね!

その率直な感動は素晴らしいと思います。

願わくは、今回の体験をキッカケに、事前の座学で学んだ事も思い出して、

森や自然のことを広く深く興味を持ってもらえると嬉しいです。

 

 

今回、出前隊に参加した私個人の感想ですが

2日目にリーダーをやらせてもらったのですが、

伝えたいことが多すぎて(イヤ、しっかり整理できてなくて)

時間がおしてしまったことが反省です。

 

次回はしっかり事前準備をして臨みたいです。

サポートいただいた龍頭さんありがとうございました。

 

とはいえ、森に入ること、こども達と関わることはとても楽しいです!

これからもよろしくお願いします。

 

(小黒泰之)

 

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高山木の駅プロジェクトで森の健康診断 出前隊!

高山木の駅プロジェクト 森の健康診断

 6月8日(木) 岐阜県高山市へ高山木の駅プロジェクトが主催した森の健康診断にリーダーとして、森健出前隊 鈴木さん、飼沼さん、鬼頭の3人で高山入り。

 昨夜からの雨が残り出来るかどうか心配でしたが、なんとか開催できました。
高山市漆垣内町(うるしかいとうちょう)地区の高山木の駅のメンバー、飛騨高山森林組合、飛騨木工のみなさん21名が参加して、新しく山林整備の取り組みを始める山の現状を調べるために森の健康診断をしました。
この日は山主さんも親から受け継いだ山をなんとかしたいと参加されました。


樹齢約50年のヒノキ林、3つの調査ポイントを調べました。
診断結果はいずれも混み具合が「超過密」と出ましたが、これからこの山をどの様に手入れしていくか、間伐した木をどう使うか、森のデザインと木材利用について、三つのグループ毎に皆さんで考え発表をしました。
今後の活動がたのしみです。

 

 

   

  

 

 

下見を兼ねての出前で、前夜は木の駅プロジェクト実行委員会の皆さんと交流。
歓迎の祝い唄「高山めでた」で迎え入れていただきました。

高山木の駅プロジェクトのみなさん
ありがとうございました❗️ m(_ _)m

報告・文責 鬼頭志朗

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松本市立奈川小で、今年度最初の学校森健(5/19)

 当日の朝、快晴で絶好の天気だが、宿の玄関ではストーブがたかれている。さすが標高1000m以上の地である。しかし、おかみさんは「今朝は暖かい」と。宿の近くには、平地より1ヶ月遅れの桜が咲いている。

 

 さて、今年の奈川小森健は4・5年生の5人。調査地は昨年と異なり、町会林である。しかも、その森の下方には元の保育所があり、ここは34年前の台風10号の大雨で、2つの川が合流した地にあったため、被害に遭い、現在は廃校になっている。

今年、解体されるそうだ。大雨が流したカラマツなどによる被害や森林の公益的機能を伝えてほしいという依頼があったので、紙芝居の内容を膨らませて実施することにした。

 

 朝9時集合の予定だったが、その10分前に子どもたちは到着。紙芝居の後の森健体操について、振り返りの感想で「体操がおもしろかった」「体操して元気になった」と述べていた。飼沼さんの指導が上手だったということである。その後、森に入り始めると、唯一男子のマサが「(森の中は)久しぶり!!」とつぶやく。

午前中3時間の短縮バージョンで進めて行く。調査地は25°の傾斜で北東向き。カラマツ林のため、樹高は高いものの、空が意外とよく見える。

  

陽がよく当たっており、植草は豊かである。前日、地域の植物博士の80才の方に草木名を尋ねておいたので、受け売りだった。100屬△燭蠅遼椰瑤7本。

 

 次は伐倒。前日の準備段階で、調査地近辺の木は樹高が高くて混み合っているので、少し上った地で、樹高が低めの木を選んでおいた。中心木はプラス5mだと伝える。そして、ロープを引く場所は上の道路に設定しておいた。目測による樹高測定すると、子どもたちは12m・13m・16mといい、館長さんは20m、担任の先生は18mである。

 

誰の目測が当たっているかを楽しみに伐倒に入る。斜め切りは朝の準備でチェンソーで切り込んだので、水平伐りから開始。ほとんど初体験の子どもたちの中で、マサは父親が以前大工だったというだけあって、手ノコを小刻みに動かし、上手に伐り進んで行く。受け口を伐り落とすと、臭いを嗅いだマサが「いいにおい!!」

 

追い口を伐った時点で、上の道路に上がり、ロープを引く体勢をとる。

「ヨイショ!」「ヨイショ!」 すると、ミシミシと音がして木が倒れかかり、見学の大人たちから歓声が上がる。ところが、先端が掛かり木となると、「あー、あー」 ツルを少し伐り落として、再チャレンジするものの、倒れない。

 

そこで、反対の谷側にもロープを掛け、そこには飼沼さんと担任の男性がつき、上方の子どもたちが揺らすのに合わせて、谷側に引き落とすことにした。その準備の間に、子どもたちには、まとめと感想を書かせた。5人とも、最後の感想欄のページ一杯に、書き込んでくれた。

準備が終わったところで、子どもたちがロープを引いて揺らし、谷側でも強く引くと、引っ掛かった木の枝を折りながら、見事に倒れ込んだ。大人たちの間から、拍手が起こり、子どもたちも手を叩く。

 

空開けを確認した後、樹高を測ると21mあり、最も近いのは館長さんの予想だった。年輪を数え始めた子どもたちが「45才!」というと、担任が「先生の年と同じだ」と受け答えする。切り株の皮をめくっていたマサがなめ始め、「おいしい。でも、ちょっと苦い!」女の子たちも、皮めくりを始め、ツルツルの肌を気持ちよさそうに撫で始める。皮の下がぬめっていたのが、驚きだったようだ。最後に、カラマツの混み具合を確認すると、樹高26mで7本は【混みすぎている】ちょうどよい本数は3本で、4本伐る必要があるとわかった。

 

最後の振り返りでは、以下の感想を述べてくれた。
「家でも伐ってみたい」(マサ) 「森の手入れをしないといけないことが分かった。」「私が木を伐っているとき、応援してくれてうれしかった」「予想よりも木が高かったので、驚いた」
                                            (文責) ドラゴンヘッド(龍頭)

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森の健康診断(宇都宮市)2016.11.26

駆け出し出前講師の大畠です。11月26日栃木県宇都宮市で森の健康診断を行いました。私の出前講師経験は一昨年の千葉山武市(2回)と昨年の山形県白鷹町の3回のみ、前回から一年半を経過しておりますので果たして無事努められるかが心配だったのですが、前夜の高橋リーダーと飼沼さんの懇切丁寧なレクチャーのおかげでなんとかこなすことができました。

主催者はNPO法人日本樹木育成研究会、参加者は16名でした。出前講師は高橋、飼沼、大畠の3名です。

対象地はこちらのNPOのフィールド(宇都宮市冒険活動センター)と隣接したスギヒノキ林です。私の担当した調査地はすでに間伐が実施され、前の週に下刈りを行ったばかりということで下層植生はシダ以外は目立ったものはありませんでした。

このコンベックスによる樹高測定は私にとって初めての経験です。前夜の特訓のおかげでなんとかできました。

やはり尺蔵による測定の方が信頼感がありました。時間がなかったためデモ伐倒は中止となりましたが、私の調査地の込み具合が9本中1本伐れば適正という結果でしたので、細目の木を一本伐倒して実測してみたら面白かったのではないかと思いました。

調査終了後の高橋リーダーによるまとめ講義です。数日前に降った雪のせいか林内は結構寒かったのですが、皆さん熱心に聞いておられました。

 

私のこれまでの森健の参加者は一般の方が中心でしたが、今回は地元で森林整備活動をされているNPOのメンバーであったため知識や関心のレベルが高く、グループの調査で最後に相対幹距比が16.5と出てあと一本伐れば適正という話になったときは「なるほど、数字で示されるとよく分かります、勉強になりました。」と大いに納得していただき、にわか出前講師としてもうれしい反応でした。

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丹波山村の森健(2016.11.19)

中央道を勝沼インターで降り、青梅街道を丹波山村へと向かいました。標高1,472mの柳沢峠を越えて約1時間の道のり。これがなかなかの難路でヘアピンカーブの連続。トンネルや橋が整備される前はもっと時間がかかったそうです。青梅に出るにも同じくらいの時間がかかります。奥多摩駅行きのバスは1日4往復のみで、勝沼方面へのバスはありません。なかなかの秘境です。

山梨県丹波山村は人口600人余りの小さな村です。多摩川の源流域で、東京都の水源涵養林が村の面積の70%を占めています。今回の森健は丹波山村の地域おこし協力隊の皆さんが企画。飼沼、小山、中根の3名の出前隊がサポートします。丹波山村には「のめこい湯」という立派な温泉施設があります。その施設に地元の間伐材を活用しようと薪ボイラーを設置されました。そこが木の駅とのつながりの始まりです。今回の企画は、森の健康診断+木の駅のデモンストレーションを3時間程度でやりたいというもので、多摩川下流の東京都大田区の皆さんとの交流会も兼ねています。

朝目がさめると強い雨音が聞こえます。朝食を済ませてもまだ雨は降り続いていました。そこで、森に入れない場合も考えて私たち3人で事前に込み具合調査を済ませておくことにしました。結果的にそれが役立つことになります。大田区の皆さんを乗せたバスの到着が遅れ、開始が40分遅れとなったからです。そうなると私たちの持ち時間は2時間20分。これはなかなか厳しい。

調査地点につくと雨は小降りになりました。ありがたい!まず、目をつむって森の感触を確かめ、感想を言っていただきます。ここは省略できません。植生調査については口頭説明にとどめ、さっそく100平方メートルの円内の植栽木の本数を数えます。21本。ずいぶん多いなあ。枯れ木も2本ありました。その後、時間の制約がありましたので代表者を選んで胸高直径と樹高測定を体験していただきました。

地元のメンバーによる模擬間伐です。鹿や猪を追って険しい山を駆け巡ってみえる方々なので、構えが安定してるなあ。なんて思っていたらかかり木になってしまいました。それを大胆に処理、その場で玉切りし、軽トラで「木の駅」に運びます。

薪作りの作業場を「木の駅」に見立てました。そこで、運び込んだ間伐材を温泉券とコインに交換。その後は薪割りのお手伝いです。ちびっ子たちが一番がんばりました。

交流促進センターに移り、地元の商店の出店でコインを使ってお菓子を買いました。そして森の込み具合調査の結果のまとめ。ここで事前の調査が役立ちました。平均樹高23.5メートル、長い間焼き畑をされた跡地で地力があるのか伸び具合はいいようです。ヘクタール当たりの本数は2,100本、すごく多いですね。平均樹間距離2.2メートル、相対幹距8.7(17〜20が適正値)とびっくりするような厳しい結果が出ました。

今回はデモンストレーションだけでしたが、次回は実際に何か所かで健康診断が必要ですね。地元のスタッフの皆さんもぜひ勉強したいと言っておられました。最後は「のめこい湯」の薪ボイラーを見学し温泉券を使って入浴。皆さま、小雨の中お疲れさまでした。(中根賢二)

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岡崎市立下山小で、今年最後の学校森健(11/2)

複式学級の5・6年生9名(6年2名で、5年が7名)は、プール横に元気な姿を見せてくれた。

初めの会では、前回(7/12)の森健を振り返ったところ、質問によく答えて、意外とよく覚えていた。

 

その後、2グループに分かれ、我が班5名は前回の調査地近くで、前回の復習をくわしく行った。

 

さて、本日の伐倒木である。子どもたちは「ちぃさー」と言ったが、直径は20cm程度。辺り一帯は森林組合が伐採した後なので、適当な木が少なく、今回は斜面の角度やロープ引き場所を考えて、倒し易い木を選んである。

 

目測による樹高測定を試みる。

子どもたちの答は、12m・13m・14mである。

 

 

いよいよ、伐倒開始。やはり斜め切りは手ごわい。

この頃になると、冷たい風も吹いてきて肌寒さを感じたため、待っている子どもたちには丸太材を伐る練習をさせた。その成果か、受け口の水平切りは意外と早く片付いて、伐り取ることができた。

 

しゃべり合いの中で、子どもたちは綱引き大会で優勝したということを聞き、(寒さもあったので)受け口を伐り取った時点で、ロープを引いて倒すことができるかを体験させた。

「よいしょ」「よいしょ」と、綱引きの手順で引くものの、しなって傾きはするものの倒れない。受け口を伐り取っただけでは倒すことは無理だと、実感したようである。


そこで、追い口を伐るように指導する。ところが、寒さのためか、1人を除いて全員がトイレ休憩。Hさん一人が追い口を伐り始めるが、この頃になると大分伐り慣れてきて、速い、はやーい。


全員が戻って来る頃には、ほとんどを伐り終え、2人が追加で伐ったところで、ロープを引くと、いとも簡単に倒れてしまった。

 

 

樹高は19.75mで、子どもたちの目測は全て間違い。前回調査で100崚たり8本だったので、【ちょうどよい】エリア。やはり間伐されていた結果だと、納得できた。また、枝下高は13.45mで割合は0.68となり、これ以上太らない木だったということも理解できた。ちなみに年輪を数えさせたところ、44歳。

 


最後の振り返りでは、以下のような感想を述べてくれた。
「細い木だったので、簡単だと思ったが、やってみると斜めがガタガタになり、難しかった。」「受け口だけでは倒れなかった」「斜め切りは難しかった。昔の人は大変だと思った。」さらには、「私の裏の山は、とても混んでいるので、今日のことを生かして調べたい。」        

                                               (文責) ドラゴンヘッド(龍頭)

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子ども森健 出前授業 長島小学校part

10/11に引き続いて、2回目の出前授業です。

私は、前回初めてサブリーダーにつかせていただき、24日はリーダーデビューを果たしました。

このBlogも初投稿の、椙山です。

10/11の記事はこちら⇒ http://yomoyama.mori-gis.org/?eid=178

うまく伝わるかな。ドキドキしながらの説明ですが、子どもたちが集中して聞いてくれました。

このあと、1本1本の木の根元に散らばってもらって、目を閉じてもらい、「森を感じ」てもらいました。

調査するエリアを定め、ロープで枠を作っています。地層の調査や、植生の調査をするための準備です。

地表に生えていた草・木を集めてもらい、種類を数えます。

ちょっと少ないですね〜

調査を一通り終えた後は、木の高さを推測してもらい、実際に切り倒して確かめます。一生懸命ノコギリを引いているところです。

うんしょ、うんしょ

このあと、みんなで木にかけたロープを握り、掛け声とともに何度も引きました。そして、ズシーンという大きな地響きとともに、みごと倒しました。

よくやったー

恵那市内を流れる永田川の源流も見に行きました。巨木が何本も倒れ、根っこが背丈より高くむき出しになっているので、土の下を想像するのに絶好のスポットです。ちょろちょろ浸みだした水が、ここから永田川〜阿木川〜木曽川〜伊勢湾へと流れていくんですね〜

たった一日でしたが、山や木のことを身近に感じてくれたらうれしいです。森の仕組みを学んでもらう取り組みですが、調査をするなかで、子どもたちが声をかけあったり、じゃれあったり、倒木を華麗なステップで乗り越えたり、一生懸命考えて自分の意見を話したりと、そんな姿を見られたのも、うれしかったです。

写真撮影や、サポートしていただいた先輩リーダー“ドラゴンヘッド”さんありがとうございました。

出前講座は奥が深いな〜と感じた椙山でした。

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